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京都府の南部に位置する当圏域の恵まれた自然を守り、より快適で衛生的な生活環境を実現するために、清掃行政の果たす役割は極めて大切なものであります。
とりわけ、し尿・浄化槽汚泥を適正に処理することは、公衆衛生の向上と生活環境の保全を図る上で最も基本的な要件の一つであります。
相楽郡広域事務組合大谷処理場は、平成13年度に新施設の稼働を開始して以来、適宜整備を行ってまいりましたが、施設の老朽化が進行するとともに、搬入量の減少等運転条件も大きく変化してまいりました。
この度、運転条件の見直し、機器の最適化を行い、電力や燃料、薬品の消費による二酸化炭素発生量の削減を図りつつ、施設の長寿命化を図る循環型社会形成推進交付金を活用した基幹的設備改良工事を実施、令和3年4月1日から運用を開始いたします。
この改良工事により、年間の二酸化炭素発生量は20%以上削減され、地球温暖化の抑制に貢献できる施設となりました。
最後となりましたが、改良工事にあたって、深いご理解とご支援をいただきました地元の皆様をはじめ、関係各位に対し、心から感謝を申し上げましてご挨拶といたします。
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